呑みゲーターGO！が行く☆名古屋激呑魂（ウルトラソウル）中西卓己氏編

名古屋激呑魂　Vol.36
（2015年11月5日）

■ 今回のソウルメイト（激魂人）: 株式会社鳥貴族
専務取締役中西卓己氏
■ 今回のスタジアム（激呑場）: 愛知県名古屋市熱田区
串カツ田中（金山店）

店舗外観

毎夜賑わう名古屋の酒場。酒と人情をこよなく愛するあいつが、今宵も出現！仲間と酒を酌み交わしつつ、何やら激しい魂のぶつかり合いが始まる予感。さて今夜のお相手は一体･･･。

そろそろと寒さが近づき、熱燗と焼き鳥でちょいと一杯と行きたいこの季節。親父呑みの定番だったその焼き鳥を「安く美味しく誰にでも手軽に食べられる」地位へと向上させた「鳥貴族」。

ゲストは近年、東海地区に次々と出店、その要となっている鳥貴族専務取締役中西氏。GOと中西氏は月一度「やかん会」という会で酒を酌み交わす呑み仲間。とにかく楽しく呑むのが一番という中西氏が関西弁でおもろいことを連発…するかと思いきや…？今回のスタジアムは同じ関西初の「名物串カツ田中」。ソースは二度漬け禁止！熱々の串カツを頬張りながら激呑魂スタート！

■ 目次

登場人物

: 中西卓巳氏
株式会社鳥貴族専務取締役。徳島県出身。
大学時代に「鳥貴族」創業店（俊徳店）でアルバイトとして入店。大学卒業後、住宅リフォームの会社へ就職するも「鳥貴族」の外食産業の社会的地位向上という使命に共感し正社員として入社。「たかが焼鳥屋で世の中を明るくする」ため東名阪エリアで1000店舗、全国2000店舗へ向けて邁進中。
2014年ジャスダック上場、2015年東証二部指定替え。2009年東海エリア進出後、現在28店舗展開中。

: 呑みゲーターGO！
株式会社ジーワークス代表取締役。
焼き鳥とワインをこよなく愛すアッシュ系IT社長、柏樹剛。「楽しく呑んで思い切り仕事をする」をモットーに日々を生きる。自らの原点でもある「呑みにケーション」をもっと広める為に、「呑みゲーターGO！」として活動中。酒場での様々な出会いと人間ドラマをこよなく愛す。

: 謎のくま
呑めないのにいつも酒場にいる謎のくま。最高記録は白ワイン3センチ。好物はルイボスティーとイカの墨づくり。

街かど呑みゲーター‘s

⇒ 街かど呑みゲーター‘s

今回のGO'sスタイル

Round1
出会いは～ツイッタ～♪鶏だから気になった？鶏だったから繋がった♪

ラウンド1：出会いは～ツイッタ～♪鶏だから気になった？鶏だったから繋がった♪

どれ食べるか迷うあな～

全: お疲れー！かんぱ～い！

G: お腹減った！！　串カツ食べよ！頼も、頼も。俺、玉ねぎ～。

どれ食べるか迷うあな～

中: あとエビの串揚げ２本。

G: 中西さんほんとエビ好きだね。

中: あと最後に『オレオ』食べる。

串カツを待つ間にポテサラのじゃがいもを
共同作業でつぶす！

く: オレオの串揚げですか？

全: いや、それが美味しいんやって！

く: え～・・・・（半信半疑）※美味しいです。

く: では、出会いから行きましょうか。

串カツを待つ間にポテサラのじゃがいもを
共同作業でつぶす！

中: ツイッターやな。共通の友人がいて、当時ツイッターの会話によく出てくるから気になってた。GOちゃんは「tori_dance（トリダンス）」って名前だったから「鶏」が気になって。

ツイッターではお互いに気になる存在だった

G: さすが焼き鳥屋だね（笑）。あの頃ツイッター流行ってたよね。俺は鶏が大好きだから「トリダンス」。ナイスでしょ？俺も中西さんのアカウント気になってたなぁ～。で、共通の友人のお店ではじめて出会ったんだよね。強面のおじさんがいるなあと思って。

ツイッターではお互いに気になる存在だった

中: あははは、そんなに年変わらんやろ。

G: いやいや、変わるでしょ！

く: 最初の印象はどうでしたか？

中: あの時もう金髪だった？自分の周りにはいないタイプだなってのが最初の感想。

G: あの頃はもう金髪だったかも。てか、金髪じゃなくて「アッシュ」ですよー（笑）。俺はね、なんかパンチパーマの強面の人がいるなぁ～って思った。

断じてパンチではない

中: パンチやないって。デザインパーマやって。

G: あはははは（笑）。最近はやりの「DP（デザインパーマの略）」っすか？？？

断じてパンチではない

く: すぐ打ち解けたんですか？

全: すぐ打ち解けた！（笑）。お酒ってすごいね！

く: ちなみに、どのくらいのお付き合いなんですか？

中: 鳥貴族の名古屋進出が2009年やから～…　2008年から視察にきてその年あたりかなぁ？

G: そんなに経つ？で、震災があった年に「やかん会」がスタートしたんだよね。

く: 何ですか、その「やかん会」って？

「楽しく」呑むことだけがやかん会のルール

G: 当時、震災後の自粛モードで飲食店から人がいなくなってしまったんだよね。外食が大好きだったから、せめてなんとか盛り上げられないかな？って友達と始めたのが「やかん会」。名前の由来は、最初に開催した今池の「かっぱの茶の間」のメニューに、酒を「やかん」でみんなでまわし呑むっていう楽しいメニューがあったから「やかん会」。それと、「夜間」にみんなでお酒を呑むから（笑）。いつの間にか中西さんの名古屋出張に合わせて開催するようになったけどね？（笑）。

中: やかん会は毎回俺の出張の予定に合わせてくれるから、他の予定は絶対入れない。後は何と言っても、みんなと呑むのがほんと「楽しい」から参加してる。

「楽しく」呑むことだけがやかん会のルール

G: そう、やかん会の一番の目的は「楽しく」呑むこと！楽しく呑むのが一番だよね！ちなみにもうすぐ50回目だよ！

中: やかん会も続いてるよね。楽しい会は続くよね！

G: みんなで月に一回、ワイワイ騒げるって大事なんだよ。同じ店は一つとしてないし、色んなお店に行ける。仕事抜きで楽しめるって、本当に楽しいよね。

中: ひたすら楽しい会やね。やかん会は。

Round2
意外にも「呑兵衛」デビューは30代後半から。酔って社長に○○○をしたのは中西氏だけ？！

ラウンド2：意外にも「呑兵衛」デビューは30代後半から。酔って社長に○○○をしたのは中西氏だけ？！

行きつけのお店で作ってもらった
名刺を自慢する中西氏

有り難く受け取るGO

G: この前行った、中西さん行きつけの新宿のお店、面白かったねぇ～

中: そうやろ？最近よく行くゴールデン街にあるお店にみんなを連れて行ってる。ちなみに一昨日も行った（笑）。小さなお店やけどいつもカウンターまで満席。立ち呑みのお客さんでギュウギュウ。そこに行くといっぱい笑って楽しめる。

行きつけのお店で作ってもらった
名刺を自慢する中西氏

有り難く受け取るGO

く: 楽しそうなお店ですね。ついつい寄ってしまう理由はなんですか？

中: 大阪では大切な仕事関係の会食が多い。新たな刺激を受けるひととの交流をつくることができるのが東京と名古屋。

G: なるほどね。（串カツを頬張りながら）出張の呑みは刺激的な交流の場所なんだね。

く: さてさて、情報によりますと中西さん、35歳までお酒が弱かったそうですねー。

中: うん、最近はなんでも呑めるようになってきた。
日本酒以外。

G: ふんふん。

中: 35歳まで酎ハイも一杯しか呑めんかった。今は500ml缶1ケース買ってきたら1ヶ月もたない。営業離れてから呑めるようになった。

G: 営業離れてから？営業時代は呑まなくても良かったの？

串カツを頬張る中西氏

中: うちの会社は、仕事中はお酒禁止。仕事中やから。10店舗位に増えた頃かな。他の仕事はお酒呑みながら仕事はしないやろ？外食産業の地位を上げる為にやってる会社がそんなんやってどうすんねんってことになって禁止になった。

G: へえーーーー！なるほど。

く: それじゃ強くなるきっかけもなかったわけですね。

中: そうだね。付き合いで呑むようになってからかな。強くなったのは。素質はあったよ。親父は呑めないけど親戚は全員「ザル」やから。

G: 酔って失敗したことはないの？

中: ほとんど覚えてるからあんまりないけど。速攻酔ってた若い頃は、酔ったらもうすぐ上半身裸。若いからね（笑）

G: 裸族？？？（笑）

社内では「伝説の男」中西氏

中: 上だけやで（笑）。そうするとすぐに「俺の酒呑めんのか～！！」って近くの人に絡む癖があって。

G: え？弱いのに？（笑）

中: そうそう、宴会開始１時間でベロベロになって、1回だけ社長にからんだ（笑）。『俺に肩組んで「呑めや～！」言うたのは唯一中西くんだけや』って今でも会議で言われる。

社内では「伝説の男」中西氏

く: 酒豪が伝説つくるならわかりますけど、すぐ酔っちゃう中西さんがそんな伝説をつくるとはすごいですね。

G: いや、すぐ酔うからやるんだって。強い人はやらないから！

く: それも全部覚えてるんですか？

中: 全部覚えてる（笑）

作り手の「こだわり」を知ることで
酒はより美味くなる！

G: 俺なんかすぐ記憶なくしちゃうけどね。呑めるようになってくると、お酒がどんどん美味しくなるんじゃない？

中: 美味しく呑めるってのもあるけど、昔は忙しくて行けへんかった焼酎の蔵元さんや、国内のウィスキーの蒸留所。アメリカのジムビームや、メイカーズマークのバーボンの工場なんかに最近は行ってる。それぞれの工場で、想いやこだわりを創り手の人から聞くと、愛着がわいてさらに美味しく呑める。メイカーズマークのバーボンの手づくりしてる工場の見学したら感動して、見かけると毎回呑むようになった。