名古屋激呑魂 Vol.32
(2015年7月3日)
- ■ 今回のソウルメイト ( 激魂人 )
- ジンギスカン専門店『きたひつじ』
オーナー 古木一矢氏 - ■ 今回のスタジアム ( 激呑場 )
- 名古屋市千種区神田町
北海道酒場 八雲(やくも)
左:店舗外観
右:北海道直送刺身の盛り合わせ
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最後までお読みいただいた愛読者の方に今回のスタジアム( 北海道酒場 八雲さん )より素敵なサービスがあります!
★サービス期間終了
毎夜賑わう名古屋の酒場。酒と人情をこよなく愛するあいつが、今宵も出現!仲間と酒を酌み交わしつつ、何やら激しい魂のぶつかり合いが始まる予感。さて今夜のお相手は一体・・・。
北海道が誇るソウルフード、ジンギスカン。 本州では「ジンギスカンは美味くない!」「羊は臭い!」とネガティブイメージが先行気味だが、多治見のジンギスカン専門店『きたひつじ』の味を知れば、誰もが一瞬にして羊の虜に・・・。
地元のみならず、遠方からもわざわざ足を運ぶお客様もいるほど、予約必須の人気店。 そんなお店を営むのが、今回のゲスト古木一矢さん。 生粋の道産子・古木さんと、プチ道産子・GOが、北海道居酒屋で北の味と酒に舌鼓を打ちつつ、今宵も思い切り呑み語ります。
登場人物
- 古木一矢氏
多治見のジンギスカン専門店『きたひつじ』のオーナー。 北海道小樽出身余市育ちの道産子。若かりし頃は夢だったパイロットになるため渡米しライセンスを取得。紆余曲折を経て、多治見でジンギスカン専門店『きたひつじ』を開店。 「美味くない」「臭い」と言われているジンギスカンを、絶対に美味いと言わせてやる!との道産子魂で、うまいジンギスカン料理を提供している。
- 呑みゲーターGO!
株式会社ジーワークス代表取締役。
焼き鳥とワインをこよなく愛すアッシュ系IT社長、柏樹剛。「楽しく呑んで思い切り仕事をする」をモットーに日々を生きる。自らの原点でもある「呑みニケーション」をもっと広める為に、「呑みゲーターGO!」として活動中。酒場での様々な出会いと人間ドラマをこよなく愛す。
- セクシーライター キーコたん
本業⇒住宅ライター・イベントMC・イベントプランアドバイザー。副業⇒酒場ライター。
セクシーっぷりに磨きをかけ(?)、2年ぶりの登場!闇に隠れていた間、海に潜って魚と戯れていたとかいないとか(謎)これからも、酒場と呑みニケーションの魅力を伝えてイクわよ♥
Round1
郷土愛を肴にまず一杯!道産食材と北の酒に、止まることない食欲酒欲
ラウンド1:郷土愛を肴にまず一杯!道産食材と北の酒に、止まることない食欲酒欲
リーゼントがトレードマークの古木氏
- 古
- あれ?GOちゃん、遅いんでないかい?先に一杯やっちゃうか!(笑)
- G
- そのフライングビール、ちょっと待った~ぁ!
- キ
- さすが近頃ご多忙のGO氏。最後に余裕の登場ですなぁ。
- G
- イヤミか!(笑)そういうキーコこそ、復帰戦だからって、容赦無しだからな!
ちょっと待ったぁ~!
- キ
- 北海道LOVERのキーコですよ。この回、わたしがやらずして誰がやる!ってことで、よろしくおねがいしまぁ~す。うふっ♥
北海道LOVEのキーコ。
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- 古
- 俺も今夜はガッツリ呑むんで、そこんとこヨロシクっ!(笑)
- G
- じゃ、全員気合が入ったところで、カンパーイ!
- 全
- 乾杯!!!
- キ
- さてさて、今宵の店「北海道酒場 八雲」は北海道つながりでセレクト?
北海道LOVEのキーコ
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- G
- そりゃそうさ!カズ兄は小樽出身余市育ち。俺は函館生まれ。そして、このお店の大将も函館生まれ函館育ち。
- キ
- しかし函館出身なのに、どうして店の名前は「八雲」?
- 古
- 父親の出身が八雲町(※)なんですよ。俺も小さい頃からしょっちゅう遊びに行っていて、すごく好きな街だから、そこから名前を付けたんです。
※道南地方渡島半島北部の町
店主ももちろん道産子
- キ
- 八雲町といえば「ハーベスター八雲」(※)だよね?
※昭和63年にオープンした丘の上のレストラン。ハーブ鶏のフライドチキンが有名。八雲町のシンボルとして有名
店主ももちろん道産子
- 古・マ
- 本当によく知ってるなぁ!マニア(爆)
- G
- 俺より北海道知ってるもんな。いっそうのこと、北海道に住んじゃえば?(笑)
- キ
- 出来るものならそうしたい!北海道に"嫁ぎ"たい!あ、戸次重幸の"戸次"(※)にかけたんだけどね♪
※北海道が誇る演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバー
- 古・G
- どーでもいいわっ!(激爆)
- 古
- 俺はさ、ここで呑むのは2回目なんだけど、料理も酒も北海道にこだわっているところが、嬉しいよねぇ。
北海道メニューが満載。名古屋では珍しい
- G
- 俺と大将は、元々"今池呑み"の仲間。去年の7月にこの店がオープンしてからは、ちょくちょくお邪魔してるかな。来るたび、北海道の美味いモノにヤラレてる(笑)
- マ
- というわけで、つぶ貝・甘えび・ホタテ・ウニ・サーモン…と道産の魚介盛り、お待たせしました!
- 古
- よっ、刺身待ってました!!!めちゃくちゃ美味そう!!
- G
- じゃ、2杯目はサッポロクラシックで決まり。北海道に乾杯だ!!!
Round2
お酒の呑み方からわかる、店への"愛"。お客様と店のいい関係とは?
ラウンド2:お酒の呑み方からわかる、店への"愛"。お客様と店のいい関係とは?
8時間ではしご10軒!!
- キ
- ところで、2人の知り合ったきっかけは?
- G
- むらい会(※)が最初じゃなかったかな?それ以外に、ライブハウスで会ったりもしたけど、ガッツリと一緒に呑むようになったのは、ここ最近だね。はじめはリーゼントだったし、イカツイ感じの人だなーと思ったよ。
※栄3丁目の洋食店「シェフむらい」主催の交流イベント
- 古
- そうだね。ほんと、ごく最近だよね。でも、呑むたび濃厚なんだわぁ。 GOちゃんと一度じっくり呑みたいと思って誘ったら、15時から23時まで"はしご酒"。合計10軒(笑)
- G
- そうそう!基本、1軒1品ルールでね。酒マラソン状態(苦笑)
8時間ではしご10軒!!
お酒は楽しくが一番
- 古
- でもさ、俺は定休日でもないと、なかなか名古屋の飲食店巡りは出来ないから、あの日はほんとに愉しかったよ。
- G
- もう最後は、ふたりともベロンベロンだったけどね(笑)
- キ
- カズさんは、呑み過ぎてやらかした~って経験はないの?
- 古
- ないね(笑)どれだけ呑んでも、人様に迷惑をかけるような崩れ方はしない。俺自身、そういう人が好きじゃないんだわ。
- キ
- カズさん自身、自分のお店で「いい酔い方」する人と「ダメな酔い方」する人を見ているからこそ、そう思うのかな?
お客様とお店はイーブン
お酒は楽しくが一番
- G
- 最近よく語られるけど、「お客様は神様です」って言葉を勘違いしている人が多いような気がする。 「お金を払ってるんだから、お客様の言う事やる事の全てを、お店は許容する」ってことじゃない。 お客様とお店は基本イーブン。 お互い、マナー・モラル・気遣いを持って接しないと、いい関係ではいられない。 もちろん、飲食店に限った話ではない。俺の仕事だって、そうだよ。
- 古
- 社長、オーナー、店主、みんなそれぞれ"自分の城づくり"にはこだわっている。 その想いをお客様に伝えたいって、俺は思ってるんだ。愛ある呑み方をするお客様が『きたひつじ』に来て下さると、本当にうれしいんだよね。
お客様とお店はイーブン
Round3
「パイロットになりたくて」。夢を叶えたはずが、ジンギスカン店のオーナーに
ラウンド3:「パイロットになりたくて」。夢を叶えたはずが、ジンギスカン店のオーナーに
肉のうまさをストレートに味わう
「きたひつじ」のジンギスカン
- G
- 正直な話、『きたひつじ』で食べるまで、ジンギスカンが美味いって印象なかったんだよね(苦笑)
- 古
- それ、よく言われる(苦笑)でもね、道産子が昔から食べてるジンギスカンと、うちの店で出すジンギスカンは違うよ。そもそもジンギスカンは、洒落てもないし、洗練された料理でもない。家族や友達と鉄鍋囲んでワイワイ食べる、バーベキューみたいなもんだから。 だけどもそれでは内地の人の口には合わないと思って、味付けも焼き方も、イチから勉強して自分で考えたんだよね。それが今の『きたひつじ』スタイルになったというわけさ。
肉のうまさをストレートに味わう
「きたひつじ」のジンギスカン
- G
- 俺と嫁はもちろん、互いの親もすっかり『きたひつじ』ファンだよ。紹介してくれたMくん(※)に感謝してる。
※GOの呑み仲間のひとりで、きたひつじの常連さん
- 古
- Mくんをはじめ、地元の人に支えられて感はすごく強い! 地元の人の口コミが広がって、キーコちゃんみたく名古屋から来てくれるお客様も増えてるしね。 ありがたいことです、本当に・・・。
北海道好きのキーコも「きたひつじ」ファン
- キ
- わたしは札幌でジンギスカンにハマり、「名古屋でも美味しいジンギスカンを食べられないものか?」と探しまくって、たどり着いたのが『きたひつじ』だった。
多治見だから、足繁く通えないけど、ジンギスカン食べるなら絶対ここって思ってるよ。
それにしても、なぜ多治見でジンギスカン屋を開くことに?
北海道好きのキーコも「きたひつじ」ファン
- 古
- まぁ、そこに至るには紆余曲折ありまして(笑)
俺ね、元々パイロットになりたかったの。だから、20代半ばにアメリカに渡って、ヘリコプターのライセンスを取得したんだよ。日本に帰国したら、パイロットとして勤めるところも決まっていたんだけど、そこでバブル崩壊の波に襲われ、夢頓挫・・・。
- G
- カズ兄、ヘリコプター操縦出来るの?めちゃくちゃカッコいいじゃん!!!なのに、どうしてジンギスカン屋さん???
ヘリコプターのパイロットだった古木氏
- 古
- 就職先が無くなり、とにかく働くところを見つけないといけない。 かといって、スーツを着て働くっていうのも性に合わない。 そこで、岐阜にある飛騨牛料理のお店で働かせてもらうことにしたの。 飲食店で働いた経験もなく、肉の扱い方も全く知らないド素人だったけど、その10年間で学んだこと、培ったことがあってこその今だと。 そして、瑞浪に住むことになったのを機に『きたひつじ』を開店させたというわけ。
- G
- そこで牛肉じゃなく、あえて羊で勝負したのはなぜ?
- 古
- そりゃ、道産子だもの。「美味くない」「臭い」と言われているジンギスカンを、絶対に美味いと言わせてやる!って思ってね。
白熱する道産子ファンたち
- キ
- まさに開拓者魂。さすが道産子だわ。
- マ
- カズさんの気持ち、すごく分かります。俺も店を始めようと決めた時、北海道の食材にこだわった店以外、考えつかなかったですから。肉も魚も野菜も酒も美味い北海道の魅力を一番分かっている道産子が、それを伝えなくてどうする!って感じで。
白熱する道産子ファンたち
- 古
- 大将みたいに若い道産子が頑張ってる姿を見ると、同じ道産子として応援せずにはいられないよね。まっ、俺もまだまだ負けねぇけどな!(笑)
今日は何軒行こうかな~
- G
- 俺は生まれてすぐに函館を離れちゃったし、北海道のこと詳しくないけど、カズ兄や大将の話を聞いてると、北海道が恋しくなる。北海道のことをもっと知りたくなる。あぁ、北海道行きてぇ~。
- キ
- じゃ、今度「北海道呑んだくれ旅」でも企画しちゃいますか?(笑)
- 古
- ぉ~!みんなで行くべ、北海道!
- G
- これで俺も、プチ道産子脱却だぁ~!!
今日は何軒行こうかな~
人を魅了してやまない北海道。
そんな土地で生まれ育った古木さんと、『北海道居酒屋 八雲』オーナー・盛岡さんの郷土愛と道産子魂に触れ、GOの中に潜んでいた北海道への想いに火がついた様子。
北の味覚を通じ、いっそう酒縁を深めた古木さんとGO。
声高に「朝まで呑むっしょ!!!」と言いながら、リーゼントと金髪の怪しい二人組は、奥今池から2軒目へと飛び立っていきましたとさ。
呑格言
- 古木一矢氏から頂戴しました!
今回の呑格言は… - 古木一矢氏
- 「書いた事葉は消える
言った言葉は消えない」
ジンギスカン専門店『きたひつじ』オーナー 古木一矢 氏
- ● 所在地
- 〒507-0053
多治見市若松町2-38-1
- 電話番号
- 0572-22-0887
- 営業時間
- 平日 17:00~24:00 日・祝 16:00~24:00
- 定休日
- 毎週木曜日
今回のスタジアム(激呑場)
今回のスタジアム(激呑場)
●北海道酒場 八雲(やくも)
店内は産地直送の旬食材にこだわった北海道メニューが満載。名古屋では珍しく道産子ファンも多い。名古屋で唯一サッポロクラシックが呑める。この季節は、ウニや子持ちしゃこがおすすめ。
店舗外観
左から、呑みゲーターGO
古木氏の奥様はづみ氏、店主盛岡裕貴氏
古木一矢氏
- 所在地
- 〒464-0077
名古屋市千種区神田町1丁目2番地
- 電話番号
- 052-725-3115
- 営業時間
- 月~土 18:00~3:00/日 18:00~0:00
- 定休日
- 年中無休
- アクセス
- 地下鉄「今池」駅2番出口から環状線を大曽根方面に約10分
北海道酒場 八雲さんからのサービス
写真はイメージです
★ クーポン画面表示でサービス ★
★サービス期間終了
<サービス内容>
● 生ビール・サワー・ドリンクの中から
ドリンク1杯プレゼント
【ご利用条件・注意事項】
※ 有効期限は2015年7月3日(金)~7月31日(金)までです。
※ 生ビール・サワー・ドリンクの中からドリンク1杯プレゼント(お食事とセットでご注文ください)。
※ 北海道酒場 八雲で使用可能です。
※ 必ずご飲食をお願い致します。
※ ご注文時に店員にクーポン画面をご提示後にお店からのサービス条件をお答えください。(クーポン印刷可)
※ クーポン画面提示の代わりに合言葉「呑みゲーターを見た」でもご利用いただけます。