ラウンド１：基本自分大好き！キライな部分は呑み会で克服!?

神戸生まれ、漫画家を志し専門学校マンガ専攻を経てプロデビュー。その傍ら大阪で長年講師業に勤しみ、系列校への転勤で名古屋へ。呑み仲間を通じて、GOの激呑みネットワークに自ら飛び込む!?

今夜のお相手は美形武将マンガ家の玲子ちゃん!

G

玲子ちゃんは、前から呑みゲーターを読んでくれてたんだよね。

瀧

ええ、まあ…全部はまだかも（笑）。

G

ちょっと～自分から「良い店あるよ」って売り込んできたんだから、しっかり読んでおいてよ。

瀧

はーい。このお店、絶対にGOさんは気に入ると思ったから、呑みゲーターで紹介してもらいたかったの。

G

うん。名古屋駅からも近いし、古民家風の落ち着いた感じがいいね。好きな白ワインもあるし、うれしいな～。

蝙

おふたりはよく一緒に呑みに行く間柄？

瀧

知り合ってからはまだ１年ちょっとだけど、共通の友達みんなで呑みに行く機会はちょこちょこあるよね。

G

数回しか会ってないけど呑みゲーターに登場してる人って、けっこういるんだよ。

楽しく呑む！それが呑ミ二ケーション

蝙

それまでいつも大勢で呑んでいた人でも、呑みゲーターでじっくり語り合ってより深く知ることもあるってワケですね。

瀧

それ、いいよね。私は、よく意外だと言われるけど人見知りが激しいので、初対面はけっこう自分をつくっちゃったりするんです。でも、お酒が入ればタガがはずれて、楽しく話せちゃう。

G

そういうところが呑ミ二ケーションの良さだよね！でも玲子ちゃんは名古屋にもたくさん友達がいるでしょ？

瀧

ぜんぜん。友達少ないんです私。知り合いは多いけど。でも、今そういう若い人多いらしいよ。SNSでつながってる友達は多くても、だいたいは知り合い程度っていう。

蝙

友達と知り合いの違いって、どんなところ？

瀧

うーん。ふたりきりで飲みに行けるってことかな。

素直な性格がにじみ出てるでしょ（笑）

G

なるほどねー。俺なんか、基本的に知り合った人みんな友達だと思ってるから（笑）。時々「向こうはそうは思ってないらしいよ」っていわれるけど…。

瀧

あはは、GOさんらしい！単なる社交辞令だったりして？

G

いいの！俺が友達だと思っていたいの。素直な性格だから（笑）。ところで、最近はどんな人達と呑んでるの？

瀧

経営者を対象にした研修塾に通ってるので、その流れで呑むことが多くなったかな。

G

へーえ、そうなの？でも、別に経営者をめざしてるわけじゃないよね？

瀧

うん。知人に紹介されたご縁で、なんとなく興味が湧いて、勢いで入っちゃった（笑）。今は経営者を目指すようになったよ～。まあ、今の自分が嫌で、自分を変えたいなと思ったところもあったんだよね。自分１人ではなかなか変えられないことってあるでしょ？

G

そうだね。でも俺には絶対ムリだなあ。けっこう体育会系でしょ？

瀧

そうそう、かなり泥臭い世界。とことん自分のダメな部分と向きあわされるので、キツいところはキツいのだけど…。仲間がいると思うからがんばれるという感じかな。

等身大パネルかっこよかったよ～

G

そっかぁ。てっきり玲子ちゃんは自分大好き人間なんだと思ってたんだけどな。でもエライよね、ちゃんと自分自身を見直す修業をするなんて。俺なんか自分大好きすぎて、会社に自分の等身大パネルまでつくっちゃってんだから（笑）。

瀧蝙

（爆笑）

瀧

いや、アレはカッコよかったよ。皆さん必見です！

ラウンド2：漫画家と専門学校講師の両輪で「好きなことを仕事に」。

ほとんどマンガを描かずに過ごした学生時代。念願のプロデビューを果たすものの、鳴かず飛ばず…。恩師との出会いがきっかけでマンガを教える立場へ。「描く」「教える」どちらも欠かせない天職に！

竹中半兵衛かってね?本屋へGO!GO!

G

玲子ちゃんは名古屋へは専門学校講師として来たわけだけど、漫画家としても「瀧玲子」で何冊か単行本を出してるでしょ？すごいよなあ。俺もマンガ大好きだからさ、尊敬しちゃうよ！

蝙

ちょうど今大河ドラマで注目されている「黒田官兵衛」に出てくる「竹中半兵衛」を題材にした作品も上梓されてますよね。

瀧

そうなんです！ちょうどタイムリーなことに、ドラマの始まる昨年（2013年）11月にポプラ社のコミック版日本の歴史 戦国人物伝から『黒田官兵衛』（作者が違います）、今年（2014年）に同じく『竹中半兵衛』と立て続けに出版されたんです。

G

いい波つかんでるよね?　全部１人で描いてるの？

瀧

このシリーズは、何人かの作家でテーマごとに1作ずつ担当させてもらってるんだけど、去年の年末はすごく忙しくて、アシスタントさんにかなり頼っちゃった。

G

アシさんいるなんてかっこいーい！じゃあさ、玲子ちゃんが必死で描いている後ろには、編集者が座って原稿を待ってるんだよね？（妄想）

ソムリエGO登場～

瀧

いないいない、マンガ読みすぎ（笑）。

G

そうだ！玲子ちゃん、俺の半生を描いた「柏樹物語」とか描いてよ。

瀧

あはは。じゃ「100ページ人生」でいい？（笑）。

蝙

マンガを本格的に描き始めたのは、専門学校時代から？

瀧

それが学生時代は一作も書いてないんです。ずっとバイトと恋愛に明け暮れる青春を謳歌してたんで（笑）。その頃、恩師であり現在担当している作品の監修者でもある加来耕三（かく・こうぞう）氏が特別講師で来られていて、卒業時に「デビューしたら講師として雇うから」と言ってくださったんです。

変わり串揚げのお味はいかが？

G

まず漫画家としてプロデビューして、それを足がかりに講師業っていう流れだったんだね。

瀧

そう。ただね、漫画家としてデビューすることが目的になっちゃったので、いざデビューできたら「やったー！」っていう達成感と同時に満足しちゃったみたいで。それ以来ほとんど作品を描かなくなっちゃった。

G

「デビューすることが目的に…」って、ああ、それ、なんだかすごくわかるなあ。HP制作の現場でも、完成させることがゴールになっちゃうっていうお客様も多いんだ。本来はそこからがスタートなんだけどね。

瀧

まさにそんな感じ。仕事がイマイチで沈んでいたその時、加来先生に「おまえは講師として生徒から絶大な人気がある。教える技術を持っているんだから自信を持て」と言葉をかけてもらって、すごく救われましたね。だから今はね、学生達に「私は反面教師だよ」って言ってるの。その上で、学校に入ったからには「自分がどうなりたいか」、目的を持って授業や課題に向かうよう教えてる。

G

そのスキルが何のために必要なのか、なぜ学ぶのかという目的を意識するのは大切だね。

自分が経験したからこそ、伝えられることがある

瀧

今学んでいる技術が何に役立つかわかれば、身につくまでがんばれるし、描くスピードが上がれば楽しくなる。楽しいから好きになる、好きになればどんなことも苦にならなくなる。私自身が好きなことを仕事にしたから、そう感じるんです。

G

わかる！俺も広告が大好きでこの仕事をしているから、苦労はあっても楽しいと思えるね。

瀧

そういう意味では、描くことも教えることもどちらも好きで、どちらも天職かな。ありがたいことです。

ラウンド3：自宅から1～2駅までが、「すっぴん呑み」の圏内。

大阪時代は、若さも相まってじゃんじゃん呑み、歌い、酒での失敗も数知れず。名古屋へ来てから、しっぽりと独り呑みもできるようになったという玲子嬢。では、最近の呑みスタイルはもっぱら…!?

左右の効き脳判断しちゃおっかな？どれどれGOはね…

G

玲子ちゃんはカラオケとかは歌わないの？漫画家だけに、アニソンとかさ。

瀧

若い時はバイト帰りに行ってぐわぁぁぁっと歌いまくってたけど、最近は滅多に行かないなあ。

G

酒を呑んでの失敗談とかは？

瀧

それはもうありすぎ！泥酔で失敗したり、記憶をなくしたりは数知れず…。あっ、でも、名古屋へ来てからはないですよ！

G

おぬしも相当やりよるのう（笑）。玲子ちゃんにとって酒を呑む場所とは？

瀧

人と出会う場所かな。名古屋に来て独りで呑みに行くようになってから、特にそう感じるようになった。昔ね、たまたま連れて行ってもらったバーのマスターに入れ込んで、しょっちゅう通ったことがあったの。

G

通ってたんかい（笑）。玲子ちゃんホレっぽそうだからなあ。

瀧

そうそう、ホレっぽい。でね、１人で行っているうちに他のお客さんたちと話すようになって、仲良くなっちゃったり。そういう出会いが楽しかった。

なになに？

蝙

マスターは結局そっちのけで…（笑）。

瀧

ああ、ハイ（笑）。最近は、家族でやってる近所のお好み焼屋さんに、独りで呑みに行ったり。もうバーとかカッコつけていくのめんどうなんで、すっぴんで「こんばんは～」って。家の延長線上みたいな感じで。

G

呑み方が変わってきた？

瀧

そうみたい。安心して呑める方が良いかな。自分をきれいにみせよう、よく見られようとがんばってカッコつけて呑むのはやめました。

G

そうなんだ。でも、たまには男性との出会いに期待したりっていう緊張感もいいんじゃない？

瀧

うーん…。惚れ込むと仕事や生活などのバランスが取れなくなっちゃう方だからねえ。最近は、友達と呑みに行くにしても、すっぴんで行けるとこしか行かない。

G

出た！「すっぴん呑み」（笑）。

瀧

うちから1～2駅がすっぴん圏内。千種･今池あたりはもう化粧しないと出られない（笑）。

「いつもポジティブなナルシスト」だって（爆笑）。

蝙

街の中心に近づくにつれて、化粧の濃度も高まっていくわけですね。

瀧

その通り！基準は「家からの距離」です（笑）。すっぴんの時は帽子をかぶって出かける。

G

眼鏡もかけてね…って、芸能人か！（笑）。まあ俺も、ジャージで錦を呑み歩いたことがあるからね。えへん。

蝙

じゃあ次の飲み会は、すっぴん＋帽子と、金髪＋ジャージで!?

瀧

うちの近くにしてください（笑）。

今回のスタジアム（激呑場）

●咲串 おかげ屋

関西で修業したのオーナーのこだわりは、毎日丁寧にひく「だし」。季節を問わず味わえるおでんに揚げたてアツアツの種類豊富な串揚げと、新鮮な素材や旬を活かした料理にお酒もすすむ。〆はなんといっても特製おでんだしでつくるカレーうどん！大きなすり鉢に入っているので、インパクト大！！深夜までゆっくり和めます。

当店名物！！カレーうどん

串揚げ
（ちくわチーズ・子持ち昆布・
トウモロコシ・マコモダケ）

咲串 おかげ屋

左：呑みゲーターGO！
中：瀧玲子 氏
右：店長 吉原進也 氏

所在地

〒450-0002
名古屋市中村区名駅3-18-23

電話番号

050-5831-0256

営業時間

17:30～翌3:00

定休日

第1日曜日

アクセス

JR「名古屋駅」ユニモール10番出口 徒歩3分、 名鉄名古屋本線「名鉄名古屋駅」ユニモール10番出口 徒歩3分。

URL

http://www.hotpepper.jp/strJ000768645/