名古屋激呑魂 Vol.4
(2013年1月28日)
- ■ 今回のソウルメイト ( 激魂人 )
- GOAHEADWORKS 蒲 優祐 氏
- ■ 今回のスタジアム ( 激呑場 )
- 名古屋市中区 焼酎専門店だいやめ
毎夜賑わう名古屋の酒場。
酒と人情をこよなく愛するあいつが、今宵も出現!仲間と酒を酌み交わしつつ、何やら激しい魂のぶつかり合いが始まる予感。
さて今夜のお相手は一体・・・。
序章
- 蒲 優祐 氏
グラフィックデザイン・アートディレクター及び、ローリングハイパーアーティストとして活動。「ゴキゲンに楽しく、人を笑顔にさせる」をコンセプトとしてたくさんの人が笑顔になれるビジュアルコミュニケーションを目指し、デザイン業務を中心に、さまざまな分野で活動の幅を広げています。
- 呑みゲーターGO!
株式会社ジーワークス代表取締役。
焼き鳥とワインをこよなく愛す金髪IT社長、柏樹剛。「楽しく呑んで思い切り仕事をする」をモットーに日々を生きる。自らの原点でもある「呑みニケーション」をもっと広める為に、「呑みゲーターGO!」として活動中。酒場での様々な出会いと人間ドラマをこよなく愛す。
- セクシーライター キーコたん
住宅ライター・イベントMC・イベントプランアドバイザー。個性溢れるショートカットがトレードマーク。臆面もなく”自称セクシーライター”と名乗りつつ、GOとともに、夜の酒場を満喫する日々。”酒”と”食”の魅力を伝えたいという想いが高じ、名古屋激呑魂では、居酒屋ライターとして活動中!
デザイン事務所 【 GOAHEADWORKS 】 の代表として、飲食店のトータルプロモーションやロゴマーク・パッケージデザイン、商品販促を中心に、数多くのデザインを手掛ける蒲優祐さんは、グラフィックデザイナーとして、東海エリアでは一目置かれる存在。
“ゆるキャラ話”がきっかけで、呑ダチとなったGOとの友歴はわずか半年足らず。しかし、その半年はかなり濃い時間であったと口を揃えて言う。
●同業種
●ぶっ飛ぶぐらい、徹底的にオモロ愉しい仕事をする
こうした共通項が、ふたりの距離や時間をあっという間に縮めたようだ。
毎回、終電の時間を忘れてしまう程呑んでしまう危険なふたり。今宵の激呑魂は、時間無制限1本勝負となってしまうのでしょうか!?
Round1
憧れの“電車”に夢を乗せて!出発進行!!
ラウンド1:憧れの“電車”に夢を乗せて!出発進行!!
蒲家の4代目当主となる蒲氏は、出身地・飛騨高山の地域活性と、
そこに暮らす子ども達の笑顔を増やしたいという思いで【電車の本屋】プロジェクトをすすめる。
その思いの源にあったのは、子ども時代から持ち続けた電車への憧れ。
おとなになった今、自らが憧れを手にすることで、
次世代を生きる子ども達に夢を与えたいと彼は言う。
僕、初めて電車に乗ったのって
中学2年生の時なんです。
えぇぇぇぇっ!!そうなの???
そもそも電車に乗る必要のない生活だったってこと???
高山は車社会だし、奥飛騨で一番栄えている街だから、周辺の人が通勤や通学電車に乗って高山へ来ることはあっても、高山に住む人が電車で出掛けるっていうのは、ほとんどなかったですね。
それこそ、名古屋で自動改札機を初めて見た時に、どうやって通っていいのか分からず、めちゃくちゃ動揺しましたもん(苦笑)。
俺は幼稚園は電車に乗って通ってたからね。
駅員さんが持ってた切符切りのハサミ、めちゃ欲しかった(笑)。だから今も電車が好きなのさ。
逆に僕は乗れなさ過ぎて、電車への憧れは募るばかり(笑)。
今でも電車に憧れる高山の子どもは多いし。
そんな憧れの電車へ気軽に乗れる“電車の本屋さん”の話をすると、子ども達はすごく喜んでくれるんです。
電車って楽しいもんね!!!
だから、高山でやるなら“電車”しかないって。
地元の人からは
『バスじゃダメなの?』
って言われたりもするけど、そこは絶対に譲れない!
ちなみに、電車の一両買いってすごくお金かかるでしょ?
いや、車両自体はタダで譲って貰えるんですよ。
廃車寸前のものであれば。
ただし、運搬に結構お金がかかるし、手間もかかる(苦笑)。
出来れば子ども達がいつも目にしている“高山線”が買いたいですし。
実現に向けてまだまだ課題も多いけど、地元の人と話し合いながら、色々と進めていきたい。それが、僕を育ててくれた高山に対する恩返しだし、僕の好きな高山を地元の人にも、県外の人にも好きだと思ってもらいたいですから。
地域の人をガッツリ巻き込まないと、本当の意味での活性化は難しいからね。
それこそおとなやお年寄りがよろこびそうな古~い電車にしてみるとかさ。
協力者の興味を惹くことも、ポイントだよね。
Round2
良店との出会いが、酒呑みを酒呑みたる姿に育てる
ラウンド2:良店との出会いが、酒呑みを酒呑みたる姿に育てる
酒のことならなんでも来い!といった様子の蒲氏とGO。
しかし、この日まさかの事実が判明!
酒の美味さは店が教えてくれるものだと感じさせるハプニングとは?
さて、そろそろ焼酎いっちゃいますかねぇ。
蒲ちゃんのおススメは?
そりゃ“黒ジョカ”で呑む前割りでしょう!
やっぱり、前割りね。
焼酎にこだわっている店って、絶対前割りが美味いよね。
何か月も前から、水と馴染ませてあるから、まろやかで美味いんですよ。
そういや、わたし“だいやめ”で呑むの5年ぶりぐらいだわ。
それって、移転前じゃない?
ですね。僕が、だいやめさんのお仕事きっかけは、4年前の移転の時だから。
今の店舗ロゴやメニューのほとんどが、蒲ちゃん作?
おかげさまで(笑)。
オーナーの坂本さんとは移転のタイミングで出会ったんだけど、以降いろいろとお手伝いさせて貰えて、僕もありがたいんです。繁盛店さんとのお付き合いって、自分の仕事の自信に繋がるから。
だいやめさんの仕事がきっかけで、とある九州の酒蔵さんから焼酎のラベルデザインの依頼をいただいたり、地元高山のご当地ビールのラベルも任せて貰えるようになったんですよ。酒にとって、ラベルって顔ですから、任せて貰えるってデザイナー冥利に尽きます!
注文して数分後。
運ばれてきた黒ジョカと飛騨コンロを見て、驚く蒲氏。
その驚きの理由に、衝撃が走ったのであった。
え?この飛騨コンロ、何に使うんです?
“黒ジョカ”は温めながら呑む酒なんですよ。
このまま呑んでも構わないですけど、ぬるめで呑むのが一番うまいですからね(笑)。
うわ・・・。知らなかった・・・。
僕、焼酎について知ったようなこと言ってますけど、
だいやめさんとお仕事するまで、焼酎のことほとんど知らなかったし、呑まなかったんですよね(苦笑)。
しかも、“黒ジョカ”で呑むの、今日が初めて(汗)。
ま、ま、まじかぁ!!!(爆)。
さっきの発言を聞く限り、“僕はいつも黒ジョカしか呑まない!”みたいな感じだったのに(笑)。蒲ちゃん、面白すぎる!
僕はだいやめさんに、焼酎の味を教えて貰いました(苦笑)。だって、高山出身の僕にとって酒と言えば“日本酒”ですからね。
いやぁ、今夜もひとつ勉強になったなぁ!
実は俺も一緒。
昔は完全なるビール党で、焼酎呑めなかった(苦笑)。
とある焼酎居酒屋に通うようになって、呑むようになったんですわ。
確かに“酒の味”を教えてくれる店ってありますよね。
店の人が俺の好みを見極めながら“この焼酎がいいよ”“この呑み方がいいよ”
ってすすめてくれるから、美味しさが分かった。
酒の美味さや愉しさを教えてくれる店は本物だと感じるから、通い続けちゃうんだよね。
Round3
呑みの場の「ありがとう」を忘れるな!
ラウンド3:呑みの場の「ありがとう」を忘れるな!
「呑みは、ココロとココロのぶつかり合い。」
呑みゲーターGO!が信条とするこの言葉の裏には、
「人への思いやり」「人への感謝の気持ち」が隠されている。
呑みの場における「ありがとう」は、良い仕事につながると蒲氏も言う。
辛辣な言葉が飛び交うなかに、酒と仕事をこよなく愛する熱いクリエーターの魂が垣間見えた。
女性の友人や後輩と呑みに行くと、ついついカッコつけちゃったりしません?
つけちゃいま~す(笑)。
特にお勘定の時、『いいよ、いいよ。今夜は僕が!』って言っちゃったりして(笑)。
で、あとになって財布の中見ると、びっくりするほど現金が減って焦ることもしばしば(苦笑)。
最近、若い男女って割り勘が多いみたいだけど、蒲ちゃんってそういうところ古いタイプの男って感じで、俺はすきよ。28歳らしからぬ、古風さがいいよね。
でも、奢ってもらうことが当たり前みたいな態度の女性を見ると、めちゃくちゃ腹が立つんですわ!一瞬でも、『あ、わたし払います』って風情を漂わせてくれるからこそ、『いいよいいよ』って言いたくなるのに(笑)。
男としてはカッコつけたいから奢るって言っているものの、『奢られて当然』っていう感覚が見えちゃう女性は、俺もイヤ。
世の中の女性のみなさ~ん!
聞いてますかぁ~!(爆)。
これは女性だけでなく男性に対しても同じ事が言えますよ。
例えば後輩と呑みに行った時、ありがとうって言えないヤツ。
僕は先輩たちから、『俺の前で財布なんか出すな!』って呑みの場で言われてきたし、そんな先輩がカッコよかった。
だからご馳走になった時に『ありがとうございます!』って言うのは、先輩に対する当たり前の礼儀だったし、そういうことを教えて貰ったからこそ、僕も後輩に対して同じようにしたいって思える。
こんな言い方は大袈裟過ぎるかもしれないけどさ、最近『ありがとう』って言えない人、多いような気がするんだよね。社会がどうにかなってんじゃないか?って思うよ、時々。
ご馳走する側、される側との間で『ありがとうございます』『いいよいいよ』というコミュニケーションがあるからこそ、気持ち良くその夜が終えられるし?r />感謝を表したいと思うから。
ちょっとの時間、顔出すだけで『蒲ちゃんありがとね』っ喜んで貰えるし、自分が携わったお店が賑わっている様子を見ると、僕もうれしい。僕のありがとうと、お店のオーナーや店主のありがとうが相まって、次のいい仕事に結びつくと僕は思うんですよ。
極端な話、呑みの場でお礼が言えない人は、仕事における感謝や感動も薄い。
相手に心が尽くせないと、いい仕事は出来ないよ。蒲ちゃんや俺らのように、カタチの無いところから何かを生みだす仕事をしている僕らはさ、何よりもココロがないとね(苦笑)。
同業ゆえか。
鉄ヲタ話で始まった激呑魂も、酒と時間が深まるに従い、現代社会へ疑問を呈するような内容へと展開。
モヒカン男と金髪男。見た目は破天荒ながら、心は“ド”がつくほどマジメで、一本気な男ふたりの魂の交流は、今後回を増すごとに深まる一方だろう。
呑格言
- 蒲氏より頂戴しました!蒲氏より頂戴しました!Vol.4 俺の呑格言。
今回は呑みゲーターGO!からも、ひとつ! - 蒲 優祐 氏
- 「 ゴキゲンに楽しく 人生を
- おもしろくするためのお酒を
- 大切な人とたくさん飲む事! 」
- 呑みゲーターGO!
- 「 テキーラは敵だ!
- 健康的に呑め! 」
蒲 優祐 氏 PR編
蒲氏がグラフィックデザインを手掛けた、九州料理と焼酎のお店「だいやめ」のPR。
GOAHEADWORKS
[名古屋事務所]
〒453-0012 愛知県名古屋市中村区井深町1-1
[高山事務所]
〒506-0844 岐阜県高山市上一之町53
URL : http://www.goaheadworks.com/
E-mail : kaba@goaheadworks.com
今回のスタジアム(激呑場)
今回のスタジアム(激呑場)
● 焼酎専門店だいやめ
「だいやめ」 とは、鹿児島の方言で、晩酌して一日の疲れを癒すという意味。食材選びから調理までとことんこだわり抜いた九州郷土料理と、酒蔵から厳選した専門店の名にふさわしい本格焼酎の数々が堪能できる。本場の九州文化とスタッフの精一杯のおもてなしで寛げる、和みの空間。
熊本直送辛子れんこん
宮崎若鶏の黒焼
六白黒豚と季節の野菜の
せいろ蒸し
黒ジョカ(黒千代香)
前割焼酎
[左] 今回のゲスト 蒲優祐氏
[右] だいやめオーナー 坂本真人氏
- 所在地
- 〒460-0015 名古屋市中区大井町3-20山下ビル1F
- 電話番号
- 052-331-0940
- 営業時間
- pm 5:00 ~ am 1:00 ( ラストオーダー am 0:00 )
- 定休日
- 日曜日
- アクセス
- ● 地下鉄名城線 東別院駅1番出口 徒歩1分
● 地下鉄名城線 東別院駅1番出口 を出て20m左側。
大津通と山王通の交差点「東別院」から山王通を東へ100m北側。
- 席数
- 全65席 お座敷59席 カウンター6席
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