呑みゲーターGO！が行く☆名古屋激呑魂（ウルトラソウル）森本初雄氏編

名古屋激呑魂　Vol.37
（2015年12月5日）

■ 今回のソウルメイト（激魂人）: 株式会社moKA建設工房代表取締役
森本初雄氏
■ 今回のスタジアム（激呑場）: 愛知県名古屋市東区
神戸育ちの串焼屋むさし

炭火で焼き上げられたむさしの串焼き

毎夜賑わう名古屋の酒場。酒と人情をこよなく愛するあいつが、今宵も出現！仲間と酒を酌み交わしつつ、何やら激しい魂のぶつかり合いが始まる予感。さて今夜のお相手は一体･･･。

今回のゲストは「もっちゃん」こと建築家の森本初雄氏。激呑場の「むさし」はGOも昔から頻繁に通っている呑兵衛には大人気の串焼きのお店。

スタイリッシュな住宅を設計する建築家らしいクールなイメージの森本氏。なんとか、本性をあばこうとするGOなのですが…

■ 目次

登場人物

: 森本初雄氏
株式会社moKA建設工房代表取締役。名古屋生まれ。一級建築士（第256548号）。名城大学建設学科卒。
ゼネコン設計部を経て2004年moKA建設工房を設立。東海を中心に個人住宅を多く手がける。2007年より名古屋モード学園でインテリア科講師を兼任する。

: 呑みゲーターGO！
株式会社ジーワークス代表取締役。
焼き鳥とワインをこよなく愛すアッシュ系IT社長、柏樹剛。「楽しく呑んで思い切り仕事をする」をモットーに日々を生きる。自らの原点でもある「呑みにケーション」をもっと広める為に、「呑みゲーターGO！」として活動中。酒場での様々な出会いと人間ドラマをこよなく愛す。

: 謎のくま
呑めないのにいつも酒場にいる謎のくま。最高記録は白ワイン3センチ。好物はルイボスティーとイカの黒づくり。

街かど呑みゲーター‘s

⇒ 街かど呑みゲーター‘s

今回のGO'sスタイル

Round1
GOも常連の人気店「むさし」でクールな建築家森本氏と激呑み対談スタート

ラウンド1：GOも常連の人気店「むさし」でクールな建築家森本氏と激呑み対談スタート

GOも足げく通う「むさし」

G: ここ、鳥皮串が30円なんだよね。

名物30円の「皮」串焼

森: そうそう、カレー味は40円ね。よく知ってるね！GOちゃんもよく来るの？

G: うん、「むさし」は昔から来てるよ。皮は必ず食べるよねー、後、アスパラフライのデカいやつ。

GOも足げく通う「むさし」

森: ここの本筋は神戸の牛たんがルーツなんだよ。オーナーは牛たんのお店で修行してるからね。

く: へぇ～、焼き鳥屋さんかと思ってました。そういえば奥の冷蔵庫に牛たんが並んでましたね。

名物30円の「皮」串焼

森: 意外と知らない人も多いんだよね。

G: じゃ、牛たん串頼も頼もう！！

店: すいません… 品切れで…

G: やっぱり人気なんだな～、じゃ皮ね、皮。あとアスパラ～♪

店: はーい！

G: ところで、もっちゃんはオーナーさんと知り合いなの？

森: そう。オーナーさんは、僕が家を建てたご夫婦の奥さんの弟さん。最初は奥さんの子供の年齢が近いこともあって、家族ぐるみで付き合っていたんだ。その頃からよく「むさし」には食べに来ていた。その時に紹介されたのが縁だね。で、オーナーさんの家も最近建てさせてもらった。家族同士でBBQやった時は「むさし」の串が出てきたこともあったよ（笑）

俺も好き！バラ味噌！

G: おお～贅沢だねぇ～。うらやましいなあ、それ！

森: バラ味噌串とか出てきてね。にんにく効いててうまいんだこれが（笑）

俺も好き！バラ味噌

く: 森本さんは、住宅の建築事務所（株式会社moKA建築工房）を経営されていますが、家を建てる時、家族ぐるみでお付合いすることは多いんですか？

森: 全てのお客さんがそうじゃないけど、どういうデザインがとか間取りがどうかだけでなくて、どんな生活スタイルなのか、とか子供の教育に関する考え方まで、コストも含めてプライベートに突っ込んで聞いてから創りたいと思ってるから、必然的に親しくなるお客さんも多いよ。

森本氏代表作「貴船の家」

G: 家って建ててみないとわからない部分もあるから大変だと思うんだよね。「こうしたい！」って言うイメージがあるお客さんと無いお客さんもいるだろうし。

森: まず、興味を持ってもらった段階で自宅を見に来てもらう。自宅をショールームとして使ってるから、そこで生活した場合のイメージを持ってもらうんだ。あんまり急だと奥さんに「も～早く言ってよ！」って怒られるけどね（笑）

森本氏代表作「貴船の家」

G: ははは、散らかせない家か！でも、お客さんが来るたびにキレイになるからいいじゃん。しかし、もっちゃんの仕事の話、初めて聞いたかも。

森: 呑んでる時はあまり仕事の話はしないからね。GOちゃん家を建てるとか興味ないの？

GOが家を持たない理由…

G: 俺は、持ち家は向かないんだ…

森: なんで？

G: メッチャ落ち着きないから！ずっとこの場所にいなきゃいけないと思ったら、逆にすぐ引越したくなっちゃう。

GOが家を持たない理由…

森: あはは、GOちゃんらしいね。

Round2
建築家として家作りで大切にしていること。森本氏の呑みの師匠はGO？だった！

ラウンド2：建築家として家作りで大切にしていること。森本氏の呑みの師匠はGO？だった！

ゼロからつくり上げることのむずかしさ。

G: だけどさ、家って一生にほぼ一回の買い物だからさ、建てるとなったらいろいろ考えるよね。

く: そうですよね。お客さんの一生の買い物だというプレッシャーはありますか？

森: もちろんあるよ。常に新しい建材の情報とかはチェックしたり。できるだけ要望には応えたいから。

く: お仕事で気をつけていることはありますか？

森: ハウスメーカーさんの展示場に行って現物を見て決めるのとは違って、家をゼロから作るから、一番は「こんなはずじゃなかった」って言われないように、イメージを共有して創っていく事を大切にしてる。図面見てもわからないから模型やパース見せたり、自分の家に改めて見に来てもらったり…。うちは二世帯だから、自分たち世代にも親世代にも両方見せられる空間があるから重宝してるよ。

とにかく収納が気になるGO

ゼロからつくり上げることの難しさ。

G: ちなみに、収納多いの？俺、注文住宅作るなら絶対収納多くするね。ほら、テレビでリフォーム番組とか見てると収納って大事だなって思うわけ。だから収納が欲しいわけよ！

とにかく収納が気になるGO

く: しゅ…、収納にやけにこだわりますね？

G: そう俺は何よりも収納が大事なの！

森: （苦笑）でも収納が増えすぎてリビングが狭くなっちゃったりする場合もあるよ。

G: マジか…　それはマズい！でも収納は大事だよ！（力説）

森: まあほとんどがGOちゃんみたいな漠然とした要望だから、そこを紐解いてく作業が必要になってくる。だから最初に、アンケートを家族全員に、家に持ち帰って宿題として書いてもらう。そうすると、最初言ってた事と全然違うことが書いてあったりする。お客さんと一緒に家を建ててく中で、気づかなかった家族の要望に気づく作業をする、『家族のライフスタイルの再構築』のお手伝いをする面もあるわけ。

ピアノが収納できるスタイリッシュなリビング

G: 俺みたいなだらしがない人間でも大丈夫？理想の収納は酔っ払って帰ってきても服がキチンと掛けられているクローゼットとかね（笑）ついでにリセッシュも自動でかけてくれると嬉しい。

森: ははははは。あったらいいよね。あ、そうそう、これこれ。これがうちの家の写真だよ。

G: すげー！ふさふさした毛の長い犬とかソファにいそうな家… かっこいい～… 家が斜めになったりしてない？（笑）

ピアノが収納できるスタイリッシュなリビング

森: いやいや、商売道具ですから。ちゃんと基礎からきちんとつくってありますって。（笑）リビングの収納は全てが見えないように収まるよう工夫してある。ちなみにこの収納、ピアノも収納できるんだよ。

ちゃんと呑んでる？

G: おお！電球が天井にうまっている！おしゃれだ。うちなんて照明のカバー、この前外れて落ちたままだよ（笑）

く: まあ、家は人を表すって言いますしね。

G: えっ？！　それってどういう意味？？？（苦笑）

く: さてさて、呑みゲーターらしく、呑みのお話をしましょう！（笑）いつもどんな感じで呑んでいるんですか？

森: 外で呑むのはGOちゃん達と呑むのと、建築関係の団体の会議とかで呑みに行く位かな。俺、お酒はそんなに強くないからさ。

え？俺、師匠？

G: もっちゃんはいつもクールな感じんで呑んでるよね。一度ベロベロになったのを見てみたいなぁ～。

ちゃんと呑んでる？

森: いやいや、僕あんまり呑むとね…、俺ヤバいのよ、吐いちゃうからさ…　でもGOちゃんと呑むようになって気付いたんだけど、すごく呑んでるように見えて、何気にしっかり「水」飲んでるんだよね。なるほど「それだ！」って思った（笑）

G: そうそう、俺にはそれが一番良いの。酒と同じ量もしくはそれ以上の水を飲む！俺にはこれが大事。お酒って人それぞれ呑み方があって、水を全く飲まない方がお酒が美味しく呑めるって人もいるけれど、俺の場合は、美味しく、楽しく呑む為には絶対に「水」は欠かせないんだよね。水を沢山飲んだからと言ってお酒が不味くなる事もないし、量も呑めるし、もちろん最高に楽しいしね。